各部署紹介

看護部

220-200入院をお受けする所は回復期の病棟です。

大腿骨骨折や人工関節置換術、脳梗塞、脳出血などの脳血管障害等により身体の機能が低下した患者様にリハビリを通して、“その人らしい生活”に戻れる支援をさせて頂いております。

患者様が多少の機能低下を認めても、住み慣れた自宅へ退院できるよう、入院時から退院支援に努めています。

介護保険の申請の関わりから、住宅環境の把握、退院後の支援について等々、患者様だけでなく、ご家族やケアマネージャー等を交えて検討をすすめております。在宅での生活を支援する在宅(退院)支援看護師の育成に力を入れております。

院内研修会

看護部では毎月1回、勉強会を開催しています。

年間の計画を年度初めに立案し、院内外の講師を迎え、開催しています。テーマは病気についてだけでなく、院内感染対策、医療安全対策、褥創対策と処置など幅広く企画しています。 専門職として日々、変化をとげる知識の習得に努めています。この他、毎年1回、院内の研究(活動)発表会も開催しています。看護師、介護福祉士、看護補助者とすべての職種が、日々の業務の中で感じた疑問や、現在実施している看護の質の向上に向けての取り組みを発表しています。

過去には、排尿リハビリテ-ションに関する取り組みとして、排尿の自立支援に取り組みました。高齢者の排尿に関する課題を患者様とともに改善できるアプローチを今後も継続してまいります。一方、看護補助者においては、汚物処理室や靴などの不快な臭いに対する改善に向けて取り組みました。"ミョウバン“を用いて消臭する取り組みです。

一定の効果を認めたことも、業務改善につながりました。患者様(利用者様)やご家族が安心して当院をご利用頂き、満足して頂けるような医療・ 看護の提供を心がけ、自己研鑽に努めております。

看 護 部 理 念

1. 人間の生命、尊厳及び権利を尊重し、敬意をこめた看護を提供する。

2. 職員相互の専門性を理解し、より良好な協力関係のもと、円滑なチーム医療を展開する。

看 護 部 目 標

1. 安全、安心、安楽な看護を提供し、個々の患者様のQOL向上を図る。

2. 患者様の代弁者として、意思決定が円滑に図れるよう支援する。

実 践 目 標

1. 医療、看護サービスを提供する者に求められる接遇を自覚し、実践する。

2. 自己の危機管理能力を高め、常に安全な看護を展開するとともに、安心、安楽、満足度を高めるための創意工夫をする。

3. 患者様の反応を観察し、必要なときに代弁者として意思表示を支援する。

また、自己(家族)の思いを表出しやすい環境づくりに努める。

薬剤部

実践目標

当院で作成した「医薬品の安全使用のための業務手順書」を遵守し、特に患者様情報を収集・管理・活用し、収集した情報を関係する職種間で共有し、患者様の薬物治療における安全性を確保する。

放射線部

職業倫理

1.わたくしたちは、医療を求める人びとに奉仕します。

2.わたくしたちは、チーム医療の一員として行動します。

3.わたくしたちは、専門分野の責任をまっとうします。

4.わたくしたちは、人びとの利益のために常に学習します。

5.わたくしたちは、インフォームド・コンセントを尊重し、実践します。

栄養部

実践目標

  • アレルギー、嚥下状態、嗜好、体調等に合わせ、可能な限りの個別対応を行います。
  • 安全に美味しく食べていただき、リハビリテーション治療に食を通じて貢献していきます。
  • 季節に応じた食材を使用し、四季折々のメニューを提供することで患者様の入院生活を豊かにしていきます。

私たちは、患者様の入院生活での楽しみに応えられるような食事を提供することで、在宅生活へ向けたリハビリテーションの一貫としての支援を行います。